ナイトブラ選びで大切なのは補正力？デザイン？もっと他のこと？
最終更新日：2023年12月20日 | 公開日：2020年9月21日
ナイトブラは補正力だけで選べば良いのでしょうか？ナイトブラ選びで大切なのは…
・補正力/下垂防止力
・デザイン
・着け心地
・素材＆肌触り
・コストパフォーマンス
本編では それぞれの項目についてポイントを押さえて詳しくお話ししていきます。さらに正しい着用方法や長持ちさせるためのお手入れ方法についてもご紹介します。
目次
ナイトブラ選びで大切なポイントとは？
補正力/下垂防止力
ナイトブラはしっかりとした補正力が備わったものを選びたいですよね。3D補正や脇高設計など、一言で補正力と言っても色々なパターンがあります。バスト周りのお肉を寄せ集めてキープしてくれたり、バストをしっかりとホールドしてくれるものなどを意識して、選んでみてくださいね。ちなみに、ナイトブラは決して安い買い物ではないので、サイズ選びは慎重に行うようにしましょう。
デザイン
ナイトブラは夜寝る時に着けるものですが、お泊まりなどの機会もあれば人目に触れることも出てくるでしょう。せっかく買うなら夜が待ち遠しくなっちゃうようなお気に入りのデザインを探してみると良いかと思います。例えば昼用ブラにも負けないようなレースをたっぷり使ったセクシーナイトブラ、上下セットで揃えられるナイトブラなど、色々あるので見てみてくださいね。
着け心地
ナイトブラには、バストをしっかりサポートできる補正力も大事ですが、お仕事から帰宅後のゆっくりタイムには着け心地の良いナイトブラを着けたいですよね。「今では着けてる感じがない！」や「着け心地が良い！」などの声があるナイトブラも多数販売されています。通気性＆伸縮性が良く柔らかい素材のものや、ノンワイヤーでバストへの負担が少ないものなどをチェックして選んでみると良いかと思います。
また、ナイトブラを選ぶ際には心地よい睡眠ができるかどうかも重要なポイント。補正力と着心地のバランスのとれたものを選ぶのが◎。
ここで、ナイトブラで着け心地が良いとされているものは、「脇が高めに設計されたもの」、「肩ひもの着圧がソフトで伸縮性のあるもの」さらには、「布面積が広いもの」も包み込まれるような安心感があるため、睡眠中でも違和感が少ないといえます。
このほか、寝返りをうつ際にカップの位置がずれると不快に感じてしまうこともあるため自分に合ったサイズを選び、きつすぎない安定感のあるナイトブラがおすすめです。
自分にピッタリと合うもの
ナイトブラのサイズを選ぶ際には、まず自分のバストトップとアンダーバストを正確に把握する必要があります。毛即する際は、横から見てバストの一番高いところとアンダーバストをメジャーで測りましょう。 ナイトブラのサイズは、基本的に普段のブラサイズと「S」「M」「L」などのサイズ表を照らし合わせて購入するようにしましょう。
自分のバストに合っているかどうかのチェックポイントは、「着け心地に違和感はないか」「脇やアンダーに隙間ができていないか」。自分に合ったサイズを着用していないと適切な効果を発揮できない恐れがあるため、フィッティングはしっかり行うようにしましょう。
素材＆肌触り
直接肌に触れるナイトブラは、特にデリケートな肌質の人にとって素材選びは最も重要視したいポイントですよね。おすすめはシルクやコットン素材です。
シルクなどは金額的に不安な人もいるかと思いますが、今はプチプラでも低刺激の安心素材のものも多数販売されています。ナイトブラは、素材表記をしっかりとチェックして選ぶようにしましょう。
コストパフォーマンス
ナイトブラは「気にはなっているけど高そうだし手が出ない・・・」などと思っている人！諦めるのはまだ早いですよ。昨今では、様々なファストファッションブランドからもお手頃なのに機能性も兼ね備えたナイトブラが販売されています。かといって1,000円を切るようなプチプラアイテムはさすがに機能性も心配なところがあるので、できれば2,000円前後は出して良質なナイトブラを購入したいところですね。
ブラの形状や生地の機能性・耐久性
ナイトブラは、補正力や着け心地のほかに機能性が優れているかどうかも大切なポイントです。ブラの形状や生地の機能性もチェックして継続的に使えるものを選びましょう。
またナイトブラは、毎日使用することでその効果を実感することができます。そのため、ナイトブラ選びには耐久性があるかどうかも重要なポイント。パッドやアンダー部分、レースなどは劣化しやすいでしょう。中でもパッドはヨレヨレになってしまうと胸の形をしっかりと整えることが難しくなってしまいます。長持ちするナイトブラを選ぶなら一体型やパッドなしの商品がおすすめです。
速乾性
ナイトブラは長時間着用するアイテムです。また、寝ている間は汗をかきやすいので速乾性が高くムレにくいもの選ぶのもおすすめです。
ナイトブラの布面積が大きいと安定感がアップ
ナイトブラの布面積が大きければかかる力が分散され、負担なく着用できるうえに安定感も高まります。たとえば、ストラップが太いほうが安定するうえにずれにくくなります。また脇高設計のナイトブラも、バストが包まれるような安定感を得やくなります。
ナイトブラのパッドは取り外し可能がおすすめ
ナイトブラのパッドが取り外し可能であれば、型崩れせずに洗うことができます。パッドが一体化しているナイトブラは洗濯時の型崩れが起こりやすくなります。かといってパッドがないと着用時のサポート力に欠けてしまいます。そこで、耐久性と機能性を両立するためには、パッドを取り外して洗えるものがおすすめ。洗濯時に取り外して別々に洗えると、きれいな形を保ちやすくなります。
ナイトブラの必要性とは？
まず、ナイトブラと昼用ブラの違いを理解しましょう。
ナイトブラ→寝ている姿勢で様々な方向に流れてしまうバストをしっかりとホールド＆キープしてくれるアイテム
昼用ブラ→起きている姿勢で歩行などの縦の揺れからバストを守ってくれるアイテム
このように昼と夜ではバストにかかる負担も変わってくるため、それぞれの場面に合ったブラを着けてバストを守る必要があるのです。また、ナイトブラは着け心地の良さが魅力でもあるので着用して寝ることで悪夢でうなされないかも！
ナイトブラの役割とは？バストアップに効果はある？
寝ている間のバストをしっかりサポート！
ナイトブラは、夜寝るときに着けるブラ。バストを支えているクーパー靭帯が、寝ている間に寝返りなどの揺れや重力で伸びたり切れたりするのを防ぐ役割があります。昼用のブラは、バストの形をキープしたり、きれいに見せるものが主。それに対してナイトブラは、バスト全体をサポートすることが目的です。そのため、伸縮性があり、ノンワイヤーでバストをしっかりと包み込むデザインのものが多くなっています。
ナイトブラには育乳やバストアップ効果はあるの？
「ナイトブラを着けるだけでバストアップ！」などと謳った商品もありますが、実はナイトブラ自体にバストアップ効果はありません。ナイトブラはあくまでバストを正しい位置にキープし、ハリやきれいなラインを保つためのアイテムです。美バストをサポートするものとして活用しましょう。
また、バストの形やボリュームにもよりますが、“寄せる・上げる”といった機能を重視しているナイトブラを着用することで、未着用時に比べてバストアップしたように見える場合もあります。ただ、これも着用中だけ逃げていたバストの脂肪が集まることによる、一時的な見た目の変化ということを認識しておきましょう。
ナイトブラの正しい着用方法
ナイトブラは、昼用のブラとは異なる着用方法です。正しく着用できていない場合、バストの形が崩れやすくなってしまうため、しっかりと確認しておきましょう。
①下から履くようにして着る
ナイトブラを、足から履くようにして着用することでバストがしっかりとカップに収まりやすくなります。
②ストラップに肩を通す
ストラップに肩を通す際には、ストラップがねじれないように気をつけることも大切です。
③前かがみになって背中や脇肉をバストに集める
前屈した姿勢で、脇や背中のお肉をバストの方に寄せて集めましょう。
④ナイトブラの高さや位置を調整する
最後に鏡を見ながら、高さや位置の微調整を行います。脇やアンダーからお肉がはみ出ていませんか？背中部のストラップはねじれていませんか？
ナイトブラを使用する際の注意点
サイズが合わないものを着けない
ナイトブラが自分のバストサイズに合っていないのであれば、着用することはおすすめできません。自分のバストサイズよりもサイズの小さいナイトブラを着用した場合、締め付け感が通常よりも強くなってしまいます。その結果、バストが潰れてしまったり、形が崩れるなどの悪影響を及ぼすおそれがあります。
反対に、自分のバストよりもサイズの大きいナイトブラを着用した場合、締め付けが緩すぎてしまい、バストの脂肪を定位置でキープすることが難しくなってしまいます。
したがって、自分のバストサイズをしっかり測り、ジャストサイズのナイトブラを着用するようにしましょう。
締め付けが強いナイトブラを我慢して着け続けない
ナイトブラの締め付けが強いと、より補正力が高まると思われがちです。しかし、ナイトブラの締め付けが強いものを長期間着け続けると、バスト周辺の血流が悪化してしまい、肩こりや不眠につながります。さらに、バストの形が崩れてしまうことも。
ナイトブラの中には、フロントホックタイプのものもあり、着用感を調整できるものもあります。生理などによるホルモンバランスの変化でバストが張って辛いという場合には、ホックを調整したり快適に着用できる別のサイズのナイトブラを使用するなどの対応を心がけましょう。
着用したら毎回洗濯をする
ナイトブラは、就寝時のみの着用であっても必ず毎回洗濯をすることが大切です。というのも、私たちは就寝時には冬の寒い時期であっても約コップ１杯分の汗をかいていると言われています。そのため、基本的には着用したら毎回洗濯をするようにしましょう。また、汗以外にも皮脂なども生地に付着しています。敏感肌の方は特にこまめな洗濯をおこなって、清潔な状態をキープしましょう。
ナイトブラのお手入れ方法とポイント
手洗いで長持ち！
ナイトブラの補正力や着け心地を長く保ちたいなら、優しく手洗いをするのがベストです。
～手洗いの手順～
①ナイトブラを洗う前に、付属のパッドを取り外す
②桶や洗面台にぬるま湯(約4リットル)を張り、おしゃれ着用洗剤10mlくらい溶かす
③左右のストラップの付け根部分を両手で持つ
④ぬるま湯の中で20回ほど振り洗い、パッドは押し洗いをする
⑤ストラップは優しくなでるようにして洗う
⑥きれいな水に入れ替えて、ブラを振りながらすすぎ洗いをし、パッドは押し洗いをしてすすぐ
⑦最後にタオルで軽く水気を拭き取って完了
ポイントは、ゴシゴシ擦らないこと！
ナイトブラの素材に合った洗剤を使う
ナイトブラを洗濯する前に洗濯表示を確認します。コットンや麻、ポリエステル素材のナイトブラであれば、弱アルカリ性の洗剤を、シルク素材のナイトブラであれば中性洗剤を使用するのがおすすめ！
洗濯機で洗う場合は必ずネットに入れる
ナイトブラを毎日手洗いするのは、正直大変…という場合には、洗濯機の利用もできます。
洗濯機で洗う際の注意ポイントは…
・ナイトブラからパッドを取り外す
・ナイトブラを裏返す
・必ず専用のネットに入れる（パッドも一緒に入れてOKです！）
・「手洗いコース」を選ぶ※脱水は1分くらいがベスト
干す際のポイントは…
・タオルに挟んで水気を拭き取る
・アンダーバスト側を洗濯バサミで留めて干す※シワや縮みを伸ばし、形を整える
・直射日光に当てず、陰干しをする
乾燥機を使用したり、干した後にアイロンがけをするのは、ナイトブラを傷めてしまうためNGです！
ナイトブラの気になるQ＆A
Q.1 何枚買うべき？
A.ナイトブラは、最低でも2、3枚はあると安心です。
ナイトブラは毎日着用するものですので、洗い替えが必要になってきます。ナイトブラを取扱っているメーカーの中には、複数枚セット購入することで安くゲットできるものもあります。コスパ重視の方はまとめて購入するのもおすすめです。
Q.2 ナイトブラを使わないほうがいいケースはある？
A.小学生の方のナイトブラの使用はNGです。
小学生は、バストが完全に発育しきっていないため、締め付けはNG。また、妊婦さんや授乳中の方も身体がめまぐるしく変化する時期のため、締め付けが強いブラは控えるようにしましょう。
Q.3 妊娠中や授乳中でも使用できますか？
A.基本的には妊娠中や授乳中であっても使用できます。
ナイトブラはノンワイヤーなど産前・産後でも利用しやすいよう設計されています。そのため、基本的には妊娠中や授乳中であっても使用できますが、不安な方はかかりつけの医師にご相談ください。
Q.4 買い替えの頻度はどれくらい？
A.ブラの状態を見て判断しましょう。
ナイトブラはお手入れ方法や着用頻度によって劣化の状態は変わります。そのため、購入時のナイトブラと比較してフィット感がなくなってきたり、ストラップなどが伸びていると感じた場合買い替えるようにしましょう。
Q.5 年代によってナイトブラは使い分けるべき？
A.自分のバストの状態や好みによって選んで〇。
ナイトブラを年代によって使い分ける必要はありません。自分好みの着け心地やデザイン、バストの状態、サイズやお気に入りの素材などから選ぶようにしましょう。
Q.6 スポーツブラをナイトブラとして代用してもいい？
A.それぞれ役割が異なるので、代用はNG。
スポーツブラは、運動によって激しく揺れるバストを支えるのに対し、ナイトブラは、睡眠を妨げないようにするためのブラです。それぞれの効果を最大限に発揮するには、用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。
Q.7 夏や冬など、シーズンに合わせて使い分けたほうがいいの？
A.特に意識しなくて大丈夫です。
ナイトブラは通年使えるものがほとんど。シーズンに合わせて買い替える必要はありません。ただし通気性や暖かさなど、素材にこだわる場合には、春夏と秋冬で使い分けするのもいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？ナイトブラ選びのポイントには、補正力をはじめとした様々なものがありましたね。今回ご紹介したポイント、全て当てはまるものが良いに越したことはありませんが、自分がナイトブラに何を求めるのかしっかりと整理してあなたにピッタリのナイトブラを見つけてみてくださいね。
