ナイトブラの昼間の着用は！？日中も使える条件とは？

最終更新日：2023年10月16日 | 公開日：2020年9月20日

ナイトブラを昼間に着用するのはNGと言われています！
その理由は、 ナイトブラは昼間の着用を想定して作られている製品ではないからです。
バストにかかる重力は、寝ている姿勢と立っている姿勢とでは向きが異なり、それらを支える構造も異なるというわけです。

ナイトブラって昼間着けても効果はあるの？

ナイトブラは着け心地が良いため、昼間も着用していたい！という方も多いかも知れませんね。ここで、ナイトブラは昼間に着けても、効果を得られるのでしょうか？

その答えはNo！です。
補正効果に関しては、日中ノーブラで過ごすよりはましですが、やはり、昼間は昼用ブラの着用をおすすめします。
そもそも、ナイトブラは就寝中に様々な方向へと流れてしまうバストを守るために作られています。それに対して、昼間着用する昼用ブラは、起きている姿勢で、下方向にかかる重力に対して、バストを支えるために作られています。そのため、バストを下からしっかりと支える構造である必要があり、アンダー部分にワイヤーなどを使用して強度を持たせているのが特徴です。これにより、重力で下方向に引っ張られるバストを支える役割を担っています。また、これに加えて脇や背中のお肉をバストに集めてバストアップを演出する効果や、美しい背姿をキープする役目もあります。

このように、ナイトブラと昼用ブラでは根本的な使用目的が異なるため、ナイトブラでは昼間のバストを十分に支えられないのです。
したがって、日中のバストラインを整えるという目的であれば、ワイヤーが入った通常のブラの方が適しています。
また、「ナイトブラで胸が大きくなる！」などと謳った商品も多数あるかと思いますが、着用するだけで胸が大きくなるということはあり得ません。アイテムにもよりますが、昼間もラクにブラを着用していたいということであれば、フルカップのノンワイヤーブラが良いでしょう。

ナイトブラを昼間着けてはダメな理由

ナイトブラを昼間に着けても効果が期待できないというお話をしました。ここからは、ナイトブラを昼間着けてはいけない理由をより詳しく解説していきます。

①ナイトブラと昼間のブラには構造的な違いがある！

②ナイトブラは昼間のブラに比べてサポート力が劣る！

③ナイトブラは昼間のブラに比べて肩ひもを調整できないものが多い！

④ナイトブラでは乳首が透ける可能性がある！

ナイトブラを昼間着けることをおすすめしない理由 ①ナイトブラと昼間のブラには構造的な違いがある！

バストにかかる重力は寝ている姿勢と立っている姿勢とでは向きが異なります。ナイトブラは、寝ているときにあらゆる方向にかかる重力から中央に向かって胸を支える構造になっています。一方で昼間用のブラは、立っているときに下向きにかかる重力から上向きに胸を支える構造になっています。つまり、ナイトブラは伸縮性が高く着けていて快適ですが、歩いたり、走ったりする動作を想定して作られていないため、基本的に昼間用にはあまり適していません。

ナイトブラを昼間着けることをおすすめしない理由②ナイトブラは昼間のブラに比べてサポート力が劣る！

ナイトブラは、伸縮性が高くサポート力が弱いため、昼間バストが振動したり揺れたりするのを防ぐことができません。

ナイトブラを昼間着けることをおすすめしない理由③ナイトブラは昼間のブラに比べて肩ひもを調整できないものが多い！

ナイトブラは、着け心地を重視しているため肩ひもの調整機能がないのがほとんどです。そのため肩ひも自体の伸縮性も高くナイトブラを昼間着けてしまうとバストを支えきれなくなってしまいます。

ナイトブラを昼間着けることをおすすめしない理由④ナイトブラでは乳首が透ける可能性がある！

ナイトブラは、就寝時を想定して作られています。そのため快適に着けられるよう生地が薄かったりパッドが入っていないものもあり昼間のブラとは配慮が異なります。そのため、薄いTシャツなどを着た際に乳首が透けて恥ずかしい思いをすることもあるかもしれませんので注意が必要です。

ナイトブラを昼間着けることによるメリット・デメリット

■メリット

・伸縮性が高く昼間用ブラより快適に過ごせる
・締め付け感が少なく、長時間着けていてもストレスを感じにくい
・肩ひもが太いタイプが多く、肩に負担をかけにくい

■デメリット

・バストを下から支えるサポート力が弱いため、起きている姿勢でのバストを支える力が不足する
・背中や脇に脂肪が流れやすくなる
・ナイトブラの消耗が早くなる

ナイトブラは夜だけのもの？昼間につけるデメリットとは

https://angellir.jp/brnoonayami/nightbrayorudake

ナイトブラと昼用ブラの違いとはナイトブラはリラックスできて着心地がいいナイトブラは伸縮性がある生地が使われ、体に負担をかけにくいような構造になっているものが多いです。肌に縫い目が当たらないように縫...

【公式】Angellir(アンジェリール)|ナイトブラ・機能性インナー専門店

ナイトブラの中でも昼間も着けて大丈夫なものの条件とは？

ナイトブラを昼間に着けること自体はあまりおすすめできませんが、次のようなポイントを押さえているナイトブラであれば昼間着けても大丈夫です。

・ホールド力やバストサポート力が高い
→ナイトブラを昼間にも使いたいという場合には、脇高設計のものなど、バスト全体を包み込んでホールドしてくれるものが良いでしょう。

・肩ひもが調節できる
→ナイトブラを昼間も使いたいという場合には、窮屈さや緩さを微調整できる機能の付いた肩ひもであれば便利でしょう。

・パッドが付いている
→ナイトブラにはパッドが付いていないものもあります。アウターを羽織る季節なら問題ありませんが、薄着シーズンだとバストトップが浮いてしまい、昼間は恥ずかしくて使えません。

・昼夜兼用のナイトブラ
→昼夜兼用のナイトブラであれば、昼間のバストもサポートできるように設計されています。メーカーが昼夜兼用と公表しているナイトブラを選びましょう。

・アンダーをしっかりと支えてくれる
→先ほどもお伝えした通り、昼用ブラは立ち姿勢によってバストが重力で下に引っ張られるのを防ぐ構造となっていて、アンダーをしっかりと支える必要があります。ナイトブラを昼間と兼用したい場合、ワイヤーが入っていると睡眠の妨げになるため、ノンワイヤータイプの昼夜兼用ナイトブラがおすすめです。パワーネットやフロントホックなどの機能でバストを持ち上げ、バスト全体を支えるタイプを選びましょう。

・トップスに響かないタイプ
→ナイトブラを昼間と兼用する場合には、トップスに響かないデザインのものを選びましょう。シームレスなデザインや、縫い目が目立たないタイプは、着け心地が良く就寝の妨げにもならないのでおすすめです。特に身体にフィットするトップスや薄着の季節には、透けにくいヌードカラーなどが良いでしょう。

・サイズがぴったり合うナイトブラ
→最後のポイントは、サイズが自分の身体にぴったりと合うものを選ぶということです。これはナイトブラにも昼用ブラにも同じことがいえますね。サイズが小さすぎるものを選ぶと、苦しい上に、バストを潰してしまい型崩れの原因になってしまいます。反対にサイズが大きすぎるものは、脇や背中のお肉をせっかく集めても流れやすくなってしまい、美しいスタイルをキープできなくなってしまいます。ナイトブラを店舗で探す場合は、ぜひ試着してサイズを確認するようにしましょう。また、オンラインショップでしか買えない場合でも、メーカーによってはサイズ交換が可能なことも。理想のバストをキープするためには、サイズ選びは慎重におこないましょう。

【ナイトブラ】昼間と兼用できるものはこんな人におすすめ

・昼と夜とでブラを分けるのが面倒な方
→ただししっかりとバストを補正できるものを選ぶ。

・バストをキレイにみせたい方
→ナイトブラを着けることでバストを大きく見せやすい。

・離れ乳や垂れ乳を予防したい方
→クーパー靭帯の損傷を防いでくれる。

・姿勢をよく見せたい方
→ナイトブラでバストと背中をサポート。

ナイトブラを持っていない場合、就寝時に着用するのは昼間用ブラとノーブラとではどちらがいいの？

ナイトブラを持っていない場合でもノーブラはよくありません。

優先順位としては
①昼間用ブラ
②カップ付きインナー
③ノーブラ

ただし、これはあくまで応急処置なため、できるだけ早めにナイトブラを取り入れることをおすすめします。

ナイトブラは昼間のブラジャーとはサイズ展開が異なるためサイズ選びが難しい？

ナイトブラのサイズ展開は、大まかにS・M・Lといった具合に分かれているケースが多くあります。そのため、昼間のブラジャーとは異なり、サイズ選びが難しいと言えます。また、昼間のブラジャーと同じサイズ展開で選びやすい場合でも、ナイトブラは身体に合いにくいということもあります。
ここで、サイズが合わないナイトブラをしていることで起こり得る問題を見ていきましょう。

▲ナイトブラ本来の役割や効果を実感できない

▲肩こりが生じてしまう

▲快適な睡眠が妨げられる

ナイトブラのサイズが身体に合っていなければバストを支えることができず、胸の脂肪が脇や背中に流れてしまう原因になります。バストの形を整える効果が期待できなくなってしまうため、サイズ選びは重視する必要があります。
また、ナイトブラのサイズが小さく締め付けが強い場合、血行が悪くなり肩こりの原因ともなる可能性があります。それだけでなく、血液やリンパの流れが滞ることでバストに十分な栄養が届かないということも起こり得るため注意が必要です。
さらに、ナイトブラのサイズが合っていないと、締め付けを強く感じてしまい、痛みが出てしまうことも。その結果、快適な睡眠が妨げられ、体調不良にもつながってしまいます。

そこで、ナイトブラのサイズ選びが難しいと感じている方におすすめの対策方法をご紹介します。

・バストサイズを正確に測定する

・ナイトブラのサイズ表を確認してから購入する

・サイズ展開を豊富に取り揃えているナイトブラを選ぶ

・該当するサイズが2つある場合は小さい方から試す

・バストサイズを正確に測定する
→自分の今のバストサイズが把握できていないと、自分の身体にピッタリと合うナイトブラを選ぶことはできません。自分のバストサイズを自分で測定するのが難しいという方は、下着売り場で測ってもらうことをおすすめします。

・ナイトブラのサイズ表を確認してから購入する
→ナイトブラはメーカーによってもサイズ展開の基準が異なります。その基準を確認したうえで、自分にピッタリと合うものを選びましょう。

・サイズ展開を豊富に取り揃えているナイトブラを選ぶ
→Angellirのふんわりルームブラなら、サイズ展開が豊富なため選びやすくておすすめです。

・該当するサイズが2つある場合は小さい方から試す
→MとLのどちらのサイズも該当する場合には、まずはMから試してみましょう。フィット感がある方が胸が支えられるため、違和感がなければ小さいサイズが向いています。