ナイトブラを代用する方法ってあるの？

最終更新日：2023年5月28日 | 公開日：2018年4月30日

ナイトブラの代用として使えそうなブラと言えば…

■昼間のブラ

■ノンワイヤーのブラ

■スポーツブラ

などが挙げられますね。 さてそれぞれナイトブラの代用としてOKなのか一緒に見ていきましょう！！

ナイトブラの代用として何が使える？

ワイヤ―ブラの特徴は、体が起きた状態を想定して作られています。そのため、胸の下垂を抑えるものが多いでしょう。考えれば立っている時ほど、バストは重力を感じやすいですよね。またトップスを着たときのために、形のきれいなバストラインを作るためにワイヤーを入れて、固定するものになります。ワイヤーがあるタイプのブラの使用時間の目安は約12時間になります。 これらを考慮し、「ナイトブラの代用として向いているか」と考えてみると… 基本的に締め付けが強いワイヤーはまず、睡眠を妨害します。締め付けが強いことで、バストに必要な栄養分が届きにくい状態になります。また締め付けが強い分、老廃物などもたまりやすくなります。そうなると、リンパの流れまで悪くなってしまいます。 ナイトブラの代用として最も適さないのが、ワイヤーブラになります。

ナイトブラの代用として、ノンワイヤーブラは使える？

次にノンワイヤーブラの特徴をみていくと、ノンワイヤーにも色々な種類がありますが、基本はワイヤーブラと違い、ホックやストラップがありません。着け心地はワイヤーブラに比べて、軽い着け心地なのが特徴になります。よく実際に着けている方の声で、「ブラジャーをしているという感覚を忘れてしまうほど」とまで言われています。これからわかることとしては、その分補正力は弱くバストラインが下がってしまうのです。 ここから「ナイトブラの代用として向いているか」と考えると… 正直締め付け感が少ない分、ワイヤーブラに比べればいくらかは、圧迫することは少ないようですが、補正力の面では弱い分、寝返りや寝相に対応できるかというのが難しいところになってきます。 ナイトブラの代用として、ノンワイヤーブラも適していないません。

ナイトブラの代用として、スポーツブラは使える？

スポーツブラの1番の売りは、胸の縦揺れを抑えること！その為の設計なので、ナイトブラと比べると締め付けは強いものが多くなります。それにより、いろいろな体勢にもずれないのもメリットです。なので、ずり上がってしまうこともありません。ただ、胸の揺れを抑えるので、生地の伸縮性は低く肩こりになりやすいとも言えます。1番ナイトブラに近い形のものが多いのですが、素材や縫製の部分では大きな違いがあります。 ここから「ナイトブラの代用として向いているか」と考えると… ナイトブラの代用として、スポーツブラはワイヤーブラよりはナイトブラに近い！ですが、基本は作りが違うため、長期間ナイトブラの代用とするのは避ける方がいいでしょう。

ブラにはそれぞれ役割がある

ナイトブラだけでなく、その他のブラにもそれぞれの役割があります。簡単にそれぞれの用途をまとめると…

■ワイヤーブラ・・・綺麗にバストラインを見せるため

（下向きにかかる重力から、胸を上向きに支える）

■ノンワイヤーブラ・・・着心地を重視して楽に過ごすため

（下向きにかかる重力から、胸を上向きに支える）

■スポーツブラ・・・運動による振動の刺激を軽減するため

（下向きにかかる重力から、胸を上向きに支える）

■ナイトブラ・・・寝ている間のバストケアのため

（あらゆる方向にかかる重力から、胸を中央に向かって支える）

ブラにはきちんとそれぞれにとって、意味のある役割があるのです。ナイトブラには、 あらゆる方向にかかる重力から、胸を中央に向かって支えるという役割があり、その他のブラには、下向きにかかる重力から、胸を上向きに支えるという大きな役割があります。それぞれの役割に応じたものを使うことが、バストにとって1番いい結果になります。 せっかくバストケアを行っても、使うタイミングが異なるブラを着けてしまっては、意味が全くなくなることもあります。きちんとその場に合わせて変えていくことで、綺麗なバストを保つ秘訣になるのです。

ナイトブラの使用がおすすめ

これまでお話しした通り、ナイトブラは他のブラでは代用できません。就寝時は、 寝るときのバストのことを考えたナイトブラを使うようにしましょう！ せっかくの日中のバストケアも、寝ている間に無駄にしてはもったいないですよね。 さてこここからは、ナイトブラの役割を細かくみていきましょう。

ナイトブラの役割①バストの横流れや垂れを防ぎハリのあるバストに！

バストをしっかり支えてあげることが、綺麗なバストの近道！ バストが垂れる原因は主に3つ！

■大胸筋の衰え

■バストの表皮が伸びる

■クーパ靭帯が弱まったり、切れたりする

この3つの内、ナイトブラに関わりのあるのは、 バストの表皮とクーパー靭帯！！ バストの表皮とはどこかというと、バストを覆っている外側の皮になります。バストを支えるために活躍しているのは、筋肉だけではないのです。実は皮膚もバストを支えてくれています。 簡単に言うと、皮膚がバストを引っ張り上げています。皮膚の特徴は、伸びたり縮んだりすることに加えて、新陳代謝によって日々生まれ変わるということです。新陳代謝のたびに現状を回復しようとしてくれます。 ですが…引っ張られている時間が長ければ長いほど、当然皮膚はたるみます。こうなるとなかなか元には戻れなくなってしまうのです。寝ている間にも、立っている時とは違う重力がかかっています。それは仰向けで寝ていれば、横に流れる重力です。バストの重みで、皮膚は重力の方向=背中の方に引っ張られてしまいます。 皮膚の負担を減らすために必要なのが、ナイトブラで、これにより皮膚のたるみが減り、ハリのあるバストを作ることも出来るのです。 もうひとつは、クーパ靭帯を守ること！ クーパー靭帯とは、乳腺を皮膚と大胸筋につなぎとめている大事な役割をもっています。またバストがゆれる際に、伸び縮みして乳腺を守ってくれるのです。 なぜクーパ靭帯を大事にするかというと、クーパー靭帯は、大きい揺れや負荷がかかると、伸びてしまったり、切れてしまうことがあります。そしてこのクーパー靭帯も、再生不能なのです。 クーパー靭帯がそんな状況になると、乳腺を支えきれなくなり、バストが垂れることに繋がるのです。クーパ靭帯を保護するには、バストをなるべく揺らさないことやバストを持ち上げておくことが必要になります。 そのため寝ている間も、きちんとバストを支えるナイトブラがあることで、下垂や離れ乳を防ぐことに繋がるのです。

ナイトブラの役割②バストの形を矯正し血行の流れを妨げない

ナイトブラにはノンワイヤーのものが多く、バストアップに欠かせない栄養素やホルモンの通り道を邪魔しない！ バストの形は、流れやすい脂肪の形によります。脂肪は流れやすい特徴をもっている反面、形状記憶の特徴もあります。寝ている間は、24時間の間の3分の1にもなります。寝ている間に正しいバストの位置に固定しておくことで、綺麗な形を記憶させることが出来るのです。 またバストアップの効果にも繋がるのが、血行が良くなる状態を作り出すこと！ナイトブラの設計上、締め付けが強くないものが多く、バストアップにはもってこいの状態を整えやすくなります。 寝ている間は、バストアップに必要な女性ホルモンや成長ホルモンの分泌が活発になります。ナイトブラをつけることで、バストが潰れてしまうことから守り、必要な栄養が届きやすい状態を作ることが出来るのです。これにより、バストに栄養が行き届き、バストアップやハリのあるバストに導いてくれます。

まとめ

ナイトブラの代用は難しい！ その答えがわかりましたね。ブラはそれぞれの用途に合わせて変えることで、最大限に効果を発揮するので、きちんとその時に合わせて変えてあげることがベストになります！！

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