【Angellir連載企画】心と体のヘルシーライフ 第1回　体と心が整うランジェリーの選び方

最終更新日：2024年9月2日 | 公開日：2021年8月23日

「締めつけないこと」で美も健康も手に入る＆婦人科系の病気予防に！

体にいい下着の基本は『気持ちいい』と感じられるもので、『締めつけられないもの』と佐野先生は言います。「締めつけ」など、体になにかしらの負荷がかかると、心身にストレスを与えます。ほっそりとメリハリボディに見せたいから……と、きつめのサイズを選ぶなど、自分の体に合わないランジェリー選びは危険です。
「見せたい体に見せるサイズ選び」から、「自分の体に合わせたサイズ選び」へと意識を変えることが、真の美と健康への近道。ただデートやイベントなどのスペシャルな日は、スタイル＆デザイン重視のランジェリー身につけてもOK。それ以外の日常生活では、なるべく肌にやさしい素材で、自分自身の体のサイズに合ったランジェリーを身につけましょう。締めつけず、体をノンストレスな状態へと解放してあげることで、心身共にリラックスでき、美しい肌やハツラツとした健康を手にできることはもちろん、婦人科系の病気の予防にも繋がります。そう聞くと、もういい加減なランジェリー選びはできませんよね。

締めつけるならノーブラのほうがマシ！→もっと美胸を育みたいなら？

締めつけるブラジャーを身につけるなら、ノーブラのほうがマシだそうです。ですが、「ノーブラじゃ、心許ない」と、女性の多くは思うもの。そこで佐野先生がオススメするのが、「ノンワイヤー」の締めつけないブラジャー。 「ふんわりルームブラは、そもそも乳がんの術後の女性のためにつくられた商品です。つけ心地にこだわったノンワイヤーのブラジャーなので、体を締めつけずにボディメイクできます」と佐野先生。また佐野先生は、「女性の悩みに応えるためにカタチになった、つけ心地と見た目を重視したデザインには愛情を感じます」と、ふんわりルームブラの素材やデザイン性についても感動していました。
体にやさしいランジェリー選びは、「自分を大切にすること」に繋がります。ふんわりルームブラは、美しい胸を育みながら、自分自身を大切にできるアイテムなのです。
また、夜眠れないとお悩みの方にもグッドニュース。体に優しいランジェリーは、眠りの質も改善します。
「締めつけない下着を身につけることで、体は解放され、呼吸がしやすくなり、心穏やかになります。心身が落ちつきモードに入ることで、スムーズな睡眠へと誘われます」と佐野先生。上質な睡眠へと改善されれば、新陳代謝も良好になり、ハツラツとした肌も育まれます。女性にとって、うれしいことばかりですね！

日中だってノンワイヤー！　仕事の効率＆幸せ気分もUPする！

体に最適なランジェリーにより、上質な睡眠が手に入れば、日中もエネルギッシュに過ごせます。そんな日中の時間の大部分をしめるのが家事を含めた「仕事」。
「仕事中も締めつけない下着を選ぶことで、緊張や焦りを緩和できます。呼吸がしやすくなり、心が整いやすくなるからです。仕事の効率もUPします」と、仕事中の下着選びの重要性についても佐野先生からアドバイスをいただきました。
また、日々忙しい家事や育児などの時間も、ノンワイヤーのブラジャーがオススメ。体からリラックスした状態をつくり、心穏やかに過ごせます。ノンワイヤーの「ふんわりルームブラ」は日中もご使用いただけます。体思いの下着を身につけて「自分思い」の毎日を過ごしましょう。

下着で婦人科系の病気の予防を→下着をつける時間にチェック

もともと外科医だった佐野先生は、乳がんなどの婦人科系の病気にも多く関わっていました。その経験から、「できるかぎり乳腺を締めつけないブラジャーを選んでほしいです。自分で自分の胸をちゃんと触れてあげるバストケアの時間をもって、体の異変に気づけるチェックをしてほしいですね」と、医師という立場から、女性にしかできない「自分自身の健康チェック」を望まれています。
「締めつけが良くない理由」は、例えば、自然に流れている川にはゴミはたまりませんが、淀んでいる川にはゴミがたまってしまいます。このイメージと同様に、乳腺も締めつけられた場所は血流が悪くなることにより不要なものがたまりやすくなり、皮膚や乳腺の組織にもストレスを与えてしまうのです。 この締めつけの時間が長ければ長いほど、負担は大きくなってしまいます。「締めつけないブラジャーを身につけることで、乳がんなどの婦人科系の病気の予防にも繋がります」と佐野先生。そこで佐野先生より、「ふんわりルームブラの正しいつけ方」と合わせて、自分の体のチェック方法をご提案いただきました。

ブラをつけながらセルフボディチェック

＊ふんわりルームブラの正しいブラのつけ方

https://angellir.jp/sizeguide/

①〜⑤の後に、バストの状態をチェックする時間を加えましょう。

⑥の脇や背中にぐっと手を入れて、お肉をカップにおさめる際に、触れる胸の状態を意識しておきましょう。着替える度に毎日触れる胸だからこそ、その変化に気づいてあげられます。
＊また鏡の前で行うことを、オススメします。胸の感触以外に、鏡に映った胸のカタチや皮膚の色を、自分の目でチェックすることも大切です。

ランジェリー選びは見た目も大事！　女性ホルモンを活性化

ほぼ一日中、身につけているランジェリーだからこそ、つけ心地にプラスして、「気分が上がる」「かわいいものを身につけたい」という気持ちも大切です。
「ときめき」は、「女性ホルモン」を活性化させる美のスパイス。いくつになっても、かわいいレースやカタチ、色などのデザインにこだわることで、女性らしさが高まるのは間違いありません。
佐野先生が乳がんの患者さんに接する時に、心がけていたことがあるそうです。それは、「全ての年齢の女性を女性として丁寧に接すること」です。
「過去の私は、乳がんの手術で胸が無くなっても、命が守られるなら胸を手術しても大丈夫。胸より命でしょう」と、本気で思っていた佐野先生。しかし、70歳や80歳の方達も、乳がんの手術をする時は、手術当日まで「手術をしたくない」「胸を残す方法はないのか？」と悩んでいる方ばかりでした。「自分が感じているより、女性は胸のことを圧倒的大切に思っている」ことを患者さん達から教わったそうです。
それ以降は、女性の気持ちを最大限大切に、女性の患者さんのサポートをされています。だからこそ、術後に疲れて身なりがだらしなくなっている患者さんに、佐野先生はあえて女性を意識した言葉を使い、身だしなみをチェックしていました。すると次に会う時には、美しい身なりに整っている上に、元気も取り戻しているそうです。
男性から女性として大切にされることで、心ときめくこと、幸せに感じることは、女性なら誰でも身をもってご存知なのではないでしょうか。もちろん男性に大切にされることで、「女性ホルモン」は高まります。見られる時も、見られない時も、「女性らしい身だしなみ」が、「女性ホルモン」を活性化するサポートになるのです。また、ホルモンバランスが整うことで、婦人科系の病気の予防にも結びつきます。

朝と夜はランジェリーをリフレッシュ＋鏡の前で自分にうっとりタイムを

「活動をしている日中と、リラックスする夜と、できれば下着は変えたほうがいい」と佐野先生。
シンプルに言うと、「汗をかいたら着替える」ということ。心身ともにリフレッシュするために、普段着から寝間着へ、寝間着から普段着へ着替える時に、下着も一緒に着替えることを習慣化しましょう。それにより、気分も切り変わります。
例えば、昼は元気になれるオレンジ色、夜は気分が落ちつくラベンダー色と、気分に合わせた自分好みのランジェリーを身につけることで、心が幸せになるからです。
スタイルを美しく育んだり、キープしたりすることへの思いも大事ですが、「締めつけない着心地 ＋ 大好きなデザインや色のランジェリー」を身につけることで、幸せな表情が醸しだされます。そんな自分を鏡で見て、「うっとりする時間」を持つことで、女性ホルモンや幸せホルモンが分泌されると佐野先生は言います。
誰にも見えない肌に一番近いランジェリーは選び方＆つけ方次第で幸せのアイテムになるのです！

佐野正行…医師、医療相談専門医、森林医学医。西洋医学と東洋医学を融合した医療を施行。身体と心を整え、幸せな人生を、健康に、その人らしく過ごすサポートを行っている。ナチュラルクリニック代々木・医師。医師も学ぶ「本物を知る学校」マーキュリーアカデミー校長。漢方養生学研究会・会長。予防医学・代替医療振興協会 学術理事。「わたし時手帖」（KADOKAWA）を監修し、「体こころ整うラボ」をスタート。心身のバランスが幸せに整う情報を発信中。
＊ベストエイジング通信メルマガ…https://maroon-ex.jp/fx280801/bHAHe0＊体こころ整うラボHP…https://www.karakorolabo.com/

イラスト／和全　取材・原稿／竹中章恵

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