【Angellir連載企画】第4回目「おうちスパ」で、ワンランク上の美ボディに変わる!バスタイムでリラックスしながら「バストアップケア」
最終更新日:2024年9月3日 | 公開日:2021年6月24日
目次
自分を大切にする時間がキレイなバストを育む
バストアップケアの前に、いつものバスタイムが、実は体と心のやさしい味方になることを知って欲しいのです。いろいろと状況が劇変したライフスタイルのなか、心身共に疲れている方も多いのでは…。とくにストレスを感じているときは、東洋医学では胸周りが硬くなりがち。そんな時こそ、リラックス時間が大切です。
短時間のシャワーですまさず、ぬるめの湯船にゆったりつかりましょう。自律神経を刺激し、心も体もリセットでき、ホカホカに癒す、リラックス効果が働きます。
毎日のバスタイムは、やさしい美容の味方に
ホッと自分を大切にするこの時間は、全身のリンパの流れを促進し、汗と共に余分な水分や毒素を排出するデトックス効果にもつながります。さらに、脂肪は体を温めることでつきにくく、落ちやすくなるため、ダイエット効果も期待できます。
「自分だけのホッとする、毎日のリセットタイムが健康的な心身づくりには大切」と渡辺先生。ホッとひととき…あなたがあなた自身のカラダを大切にする時間で、キレイを磨けるのが、「おうちスパ」。これからの毎日ルーティンに加え、ボディケアを取り入れて、カラダの内側から輝くハッピーオーラを目指しましょう!
自分のカラダのゴッドハンドになれる「おうちスパ」
スパで体を温めた後に、受けたいのがゴッドハンドのマッサージメニュー。そんなプロの技を自宅で、セルフケアでも実践できます。それが、渡辺先生に教えていただく「おうちスパ」。その秘密は、「お風呂×リンパマッサージ」の最強プログラム。第一人者である渡辺先生による「経絡リンパマッサージ」は東洋医学と西洋医学の融合による効果的なケアです。基本をすることで、自分のカラダの専門家になり、上手なマッサージを行うことが可能なのです。
「経絡リンパマッサージとは、全身の『気・血・津液(水分)』を循環させる通路の経絡と、体中張り巡らされるリンパの流れをよくするマッサージ法です。経絡や経絡上のツボを刺激することで、マッサージを行うことで、経絡を通じて、臓腑の変調、不調を改善することができます。また、静脈に沿って体の表面を流れるリンパは、主に体内の余分な水分や老廃物を浄化しながら体内へと排泄する浄化や免疫システムを担うものです。冷え、コリ、むくみなどの滞りを改善し、ヘルシー&ビューティーの効果が期待できる基本を知ることで自分でもできるケアです」と、渡辺先生。
お風呂+シャワー+あなたの手さえあれば、誰にでもカンタンにできるケア。さらに、マッサージの基礎を知ることで、おうちでゴッドハンド級のケアを体験できるのです。
ブラからはみ出した「はみ肉」が、バストに変わっていく!ふっくら美バストアップケア
実は、プヨっと気になるはみ肉のケアが、バストアップには重要です。すべての女性が憧れる上向きの、ふっくらキレイなバストが自分のものに…。さらにバストアップの秘訣は、アンダーバストの引き締めにあります。
バストのふくらみだけに注目していても、実ははみ肉、胸の筋肉と脂肪がふくらみになり、このケアで胸元コンプレックスが解消される予感。
*湯船につかり体を温めて、血行がよくなってから行いましょう。バストに変わる優れワザで、ケアをはじめましょう。
バストアップケアのハンドテクニックは2種類―「さする」「たたく」―
バストアップケアで紹介するハンドテクニックの効果についても、渡辺先生に教えてもらいました。
「さする」…<流す>たまった老廃物や水分の流れをよくします。
「たたく」…<引き締める>細胞を活性化して引き締めます。
「力が強すぎては逆効果になってしまいます。気持ちいいと感じる程度の力の入れ方を実感してください」と、渡辺先生。バストになりそうな、脇の背中のお肉をさすり寄せさすり、たたきながら引き締めていくなど。胸のトップに肉があつまり、ふんわりバストを目指しましょう。
マッサージを行う前の注意点、ポイントを確認!
マッサージを安全に効果的に行う前に、必ず注意点、ポイントを確認しておきましょう。
<注意点>
- □部位と手は、清潔にしてマッサージをはじめる
- □マッサージ中やその後には、必ず十分な水分を補給する
- □過度の疲れ、病気やケガがある場合は行わない
- □発熱など体調の悪いとき、妊娠中などは控える
- □食後2時間以内と飲酒のあとは控える
- □重症疾患、症状が重い方などの場合は控えること
- □皮膚に傷やしっしんなどのトラブルがある場合は、患部には触れずに行うか控える
- □マッサージをしても効果がみられない場合は専門家に相談をすること
(マッサージは健康な人向けの処方になっている。また、効果には個人差がある) - □チェックリストを基準に適切な回数で行い、一度にやりすぎないこと
- □マッサージは、その日の体調や状態に合わせて行うこと
<ポイント>
- □マッサージは、心臓から遠い末端部から各リンパ節に向かって行う
- □オイルやジェルなどを使用すると手のすべりも滑らかになり、効果もアップ。
- □体が温まっているときに行うのが効果的。とくにバスタイムがおすすめ
実践!おうちでできる「ダイエットスパ」バストアップケアリンパマッサージ
1、バストシャワーマッサージ
バストにシャワーをあてる
40度程度のシャワーを、バストの下から、バスト全体にまんべんなくあて、10秒温めます。
2、デコルテ・バストケア
半身浴をしながら、デコルテ・バストケアを行いましょう。
2−1、デコルテ、バストケア
デコルテ、バストの上をさする
2−2、バスト、デコルテケア
バスト周りを4本の指でもむ
2−3、バストケア 1分
バストの上下をさする
バストの上下に手のひらをあて、上の手は中央からわきへ、下の手はわきから中央へもむ。
反対側も同様に。1分ずつ行いましょう。
2−4、バスト周りの引き締め
バストを下から上へたたく
両手のひらの中央を軽くくぼませ、バストを下から上に持ち上げるように、やさしくたたきます。反対側も同様に。合わせて1分行いましょう。
バストリンパマッサージは、「下向きバスト」の救世主!
最近、リモートワークが日常的に続き、長時間のPC作業やスマホを見るときの、姿勢がキレイの邪魔をしていることも。つい猫背になっていたり、下ばかり向きがちだったり、姿勢が崩れることで、胸の筋肉もこりやすくなることで、バストがたれる原因になりやすいのです。 スマホ&リモートライフによる下を向く姿勢を改善して、「たれバスト」の救世主になるのが、バストリンパマッサージケア。はみ肉など、下向きになる前に、胸を温めて、さすって、たたいてケア。ハリのある上向きバストを目指します。また普段から美しい姿勢を心がけることも、胸元美人のマナーです。一日の疲れたバストを夜にケアすることで、垂れにくいバストに導いてくれます。
バストリンパマッサージの後は、ナイトブラなど良い状態をキープする、はみ肉予防、アンダーバストのケアも大切です。バストは放置せず、理想のバストに近づけていくケアを日々行うことが大切なのです。
キレイが長続きする「おうちスパ」…その秘密は?
海外、国内のスパやエステは、部分的に外側から磨きをかける表面のケアが通常。
「おうちスパ」は、体の外側だけでなく内側からもアプローチするケアです。お風呂で体を温めた状態に、外側から「経絡リンパマッサージ」を行うことで、体内のリンパや経絡の流れがスムーズになります。その結果、筋肉のコリを改善し、リンパの流れを良くし、バスト周りのむくみを改善するなど、キレイなバストに整えてきます。 内側から肌にツヤとハリをアップするだけではなく、バスト位置もマッサージ後には上がり、その効果を目にできるはずです。
「外側と内側を同時のケアは、バストアップ効果が効率的に高まります。外側だけケアしても、体内のリンパや血液の流れが改善されなければ、効果は一時的なもので長続きしません。体質にあった本質的なケアを行うことで、その方本来のキレイなバランスの良いバストに変わっていきます。」と、渡辺先生。
「おうちスパ」のバストアップケアは、一過性のものではない本質的なケアなのです。
バストアップケアの仕上げにローズ香りで優雅な時間を
お風呂あがりに、仕上げのスベシャルケアは、まるでプリンセスのようなボディケア。自分を大切にすることで、自律神経が安定し、ストレスから解放されていくでしょう。
スペシャルケアへのオススメは、ローズウォーターとローズジェル。ローズは歴代のプリンセス達がこよなく愛した、女性ホルモンを活性化する香りの女王。女らしさが際立つバストに、ローズウォーター&ローズジェルでスキンケアして、潤いと香りをプラスしてみてはいかがでしょう。
〜ローズウォーターの作り方〜
●材料(3日分)
海洋深層水…100ml
ローズの精油…1滴
●作り方
海洋深層水にローズの精油を加えて、よく混ぜます。
〜ローズジェルの作り方〜
●材料(3日目)
ローズウォーター…100ml
薬用はちみつ(薬局等で販売しているもの。食用は不可)…小さじ1
ホホバイル…大さじ1
●作り方
基本のトーズウォーターに薬用はちみつとホホバオイルを加え、よく混ぜます。
風呂あがりにタオルでよく体をふいてから、バスト全体にウォーターを施した後、同様にジェルも。ウォーターでしっとり後、さらにジェルで潤いをキープ。ローズのたおやかな香りが、女性らしさを引き出し、優雅な時間、気分にしてくれます。
バストアップをしっかりキープするためのナイトケア
「おうちスパ」でしっかりバストアップケアした胸をキープするのに、渡辺先生がオススメするのは、「ナイトケア」。年齢と共に下がる胸が気になる方や産後のバストケアのために着けている方も増えた…スリープ専用のブラ。なかには、「リラックスして安眠できない…」という理由で、苦しいイメージがある人も多いはず。「そんなときは、締め付けの少ない、ワンサイズ上、またはゆったりしたノンワイヤーのナイトブラをつけてください。」と渡辺先生。
ノンワイヤーなら気楽につけられ、バストの形づくりには下着は大切です。また、着けることで、バストが横に流れやすい人には、パジャマなどの衣服の擦れが気にならずに安眠できたうえに、胸の位置が安定します。「おうちスパ」と「ナイトケア」は、バストアップを目指している人には大切なケアです
最後5回目は、「ヘッドスパ」をご紹介します。
監修 渡辺佳子
銀座ナチュラルタイムグループ総院長。
一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事。
経絡マッサージの第一人者。鍼・灸、マッサージ、指圧の国家資格とそのプロを養成する教員資格を持つ。銀座にサロンの総院長を務め、美容、医療の両面から「カラダの内側からキレイになる」ケアを提唱。
今まで執筆した著書は、海外書籍を合わせ70冊以上で、テレビ、雑誌で多くの監修を手掛けるほか、日々プロの教育、美と健康の大切さと幸せの応援のために、各地でセミナーやスクールを開催するなど幅広く活躍中。
自身の経験から女性や子供たちに寄り添う治療で人気の先生。
https://naturaltime.co.jp/
イラスト/和全 撮影/松本裕之 ヘアメイク/大城直子 モデル/星ルミカ 取材・原稿/竹中章恵
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